ママ建築士gauditotoの建築ツッコミ雑談

建築を絡めたツッコミ雑談をしています。my homeを建てたい。

新2号の増築の申請難民の方はいらっしゃいませんか

※ピンポーン

本日はスンギのスの字も出さずに、

専門用語使いまくるという

配慮のないブログとなっております。

なら普段は配慮してたのかという・・・・・

 

4号→新2号へ

 

建築業界の皆様

1か月経ちましたが

いかがでしょうか。

ウチの事務所は4号木造はそもそも少ないので

変化なくきてましたけど、

影響きた!

迷宮に入った!

 

既存住宅(木造2階建て)に

構造別の 廊下と一室 の平屋増築という、

同一棟増築の小さな計画で発生。

完了検査済証はあるが、

構造図、設備図なし。

「旧4号住宅に増築」でつまづいた。

相談で審査機関から待ったがかかった。想定外。

 

国交省

既存建築の現況調査ガイドライン(第2版)

既存建築物の緩和措置に関する解説集(第2版)

 

国は簡単に済ませようとしているようなんだけど、

審査側視点では、どうも違うらしい。

同一棟増築なんで

構造別でも

申請図面として

既存も含んで

新2号審査相応図面

(つまり旧4号側の構造図いる)」と。

 

「既存建築物の緩和」と「既存不適格」の

あの判りにくさチョモランマ級な法文に

「新2号」がかかってきて、みんなパニック。

見ただけでグッタリする法文の一部)

 

A社『現実的でないんですが。お力になれなくて。』

B社『法の解釈するとそうなってしまって。

 うちもまだやった事なくてどうしたらいいか判らないんだよ』

C社『猶予1年間は旧4号が既存不適格物件って言うのかってのも、保留状態なんです。答えが出ないです。』

D社『今、新法の新築だけの対応でいっぱいいっぱいで。増築について調べる余裕なく、しばらく受付ないことにしてる。申し訳ない』

E市建築指導課『ガイドライン第二版出てるの?市に出すの?民間機関に聞いた方がいいよ。』

 

こんなに 各審査機関が迷走すること

初めてなんですが。

片っ端から告白して

フラれまくってる

女みたいなんだけど。

 

現実的に、既存の構造図は

どうすればいいんだね。

 

既存住宅の壁を全室はがして耐力壁を確定してね、

梁サイズも見れるかな、

基礎の配筋なんか非破壊検査か、

コンクリ強度とか金物種別とか適当でいい?

適当はダメ?

構造図を再現化するには、

結局フルリフォームになる算段になるが、

その費用は誰が持つの?

施主が払うの?

 

こんな申請難民、全国で多発してますよね!

国交省の解説がより混乱させるというか。

結局、何度もやり取りして

一つの審査機関が答えを出してくれました。

難民の皆様これで申請が出せます。(機関に必ずご相談を)

 

完了検査済証がある(大前提)

既存部の意匠図はいる

・増築は構造別であること

・既存部分の構造図の提出は求めないが

「構造部分の既存不適格調書」いる

(検査済証までは適法、新法に適合しているか資料なく不明なので、不適格と判断する旨記載)

・設備は基本は適法化すること。

既存物件の設備図いる(調べて復元)

経路に変更なければシックハウスに関しては緩和適用で問わない。

不適格がある場合「設備の既存不適格調書」いる。

・省エネ適判は増築部分のみ(これはズバッと書いてあるので問題なし)

 

ぶっちゃけこれしか解がないと思う。

国交省ガイドラインに比較的 沿った形だと思う。(もっと簡潔な気もしてる)

審査機関曰く

これがあんまり審査機関の後ろ盾にならんらしい。

だからみんな迷走。

 

(↓迷走を生む例ABC国交省ガイドラインより抜粋

A

B

C



そして

完了検査済証がない物件の場合、

ガイドラインでは「建築士の現況調査でOKにするよ」風に書いてあるけど、

シレっと非破壊検査、強度試験、シュッミットハンマー試験等々がリストにあるし。(ガイドに基礎は除外するといいながらリストにはある)

リストがどこまで求めているかもよくわからない。

審査機関がソレを良しとするかってのも別問題であるそうで、

ちゃんとした機関からの書類じゃなきゃ責任もてないよ、となるそうだ。

完了検査済証がないと

恐ろしい事(高額な調査費用発生)になりますんで

住宅の部屋の増築はやめとこうね。

別棟で建てよう。(「離れ」ってやつ)

 

こういうものは連鎖しがちでして

(建築あるある)

今朝 新規の同一棟増築オファーが!!

まだ詳しくは聞いてないが

「検査済証なかったら断る」